焼岳 青空を期待して。 [北アルプス]
奥穂高岳 上高地から信州のてっぺんへ [北アルプス]
鹿島槍ヶ岳 柏原新道からテント泊 [北アルプス]
燕岳 北アルプス三大急登の先に絶景あり! [北アルプス]
ここ合戦尾根は登山口から急登が続くため、およそ30分間隔でベンチが設けられています。
蝶ヶ岳 急登・残雪大苦戦、でも [北アルプス]
唐松岳 今年も登山仲間と一緒に。 [北アルプス]
9月11日、今年も登山仲間と一緒に唐松岳に登ってきました。
今回参加してくれたメンバーは5人、女性3人は唐松岳は初挑戦。
北アルプス自体も初めてだったかもしれません。
男性の2人は以前も一緒に登っているので、安心して先頭を任せられました。
早朝7時半、黒菱平駐車場からリフト2本を使って八方池山荘まで体力を温存し、準備運動を済ませて登山開始です。
天候に恵まれた今日は、日差しこそ強いものの、程よく風もあり順調に高度を上げていきます。
そしてなにより、今年もまた八方池は見事な景色を届けてくれました。
八方池を後にどんどん登り、丸山まで登ってきました。
ここから眺める不帰の剣は圧巻です。そして、目指す唐松岳はその左手。
登り始めて約4時間。頂上手前までやってきました。
山頂は人気の山だけに沢山の登山者が写真を取ったりお昼を楽しんだり。居場所に困るほどです。
唐松岳頂上山荘から見る山容がやっぱり綺麗です。
途中、ガスがかかって回りの景色が遮られてしまった時間もありましたが、そのおかげで雷鳥に出会うサプライズも。
望遠を準備していかなかったので写真を撮る事ができず紹介する事ができませんが、参加したみんな大興奮でした。
今年、みんなで登る登山は後1回。
素敵な思い出をみんなで作っていきたいと思う1日となりました。
ヤマレコにルートや詳細写真をアップしてあります。
針ノ木岳 雪渓歩きはたったの10m [北アルプス]
8月7日、登山シーズン真っ盛り、日曜の晴れ間を狙って針ノ木岳に登ってきました。
この針ノ木岳、日本三大雪渓である針ノ木雪渓を登り詰めた先にあり、日本200名山にも名を連ねています。
計画当初、登山口となる大町の扇沢から針ノ木雪渓を登り、針ノ木岳と蓮華岳(日本300名山)の両方を登る計画でした。
ところが、このところの猛暑に加え、己の体力のなさで蓮華岳は結局お預け。
それでも山頂からの景色とその山容は魅力に溢れたよい山でした。
大町の扇沢を出発して、約2時間、扇沢雪渓に取り付きました。
事前情報で把握していた通り、雪渓歩きはできそうにありません。
年々積雪が減っている事が影響しているためか、安全を確保できない事もあり、結局雪渓を歩いた距離はたったの10m程でした。
雪渓を登り詰め、針ノ木峠に到着です。
ここで持参したおにぎりを一つ食べ、まずは針ノ木岳を目指します。
そうです。この時はまだ蓮華岳に行けたら行こうと淡い期待を胸に登り始めます。
ここで目を疑う光景に出合いました。
針ノ木岳に向かう登山道から、男性2人がマウンテンバイクをおして下ってきます。
話によると、扇沢から登って来たとの事。
その足で蓮華岳にバイクを担いで登って行きましたが、並外れた体力にただただ脱帽です。
写真は蓮華岳山頂直下のもの。ここを登り、そして下ってきたのか! 考えられん・・・
山頂に着く頃には体力も消耗したため蓮華岳行きをここで諦め、黒部湖の先にどっしりと広がる立山連峰の雄大な景色を眺めながらゆっくり昼食をとる事にしました。
ピークハントを目的とした登山も魅力はありますが、その山本来の魅力を味わうには、急がないのは言うまでもありませんね。
ヤマレコに詳細をアップしました。
爺ヶ岳 思いの他いい山でした。 [北アルプス]
6月18日、大町の扇沢から爺ヶ岳に登ってきました。
この週末、梅雨とは思えぬ好天に誘われて、二週連続となった山行は候補選びに四苦八苦。
行きたい山は沢山浮かんでくるものの、やっぱりトップシーズンに行きたい山ばかり。
そんな中、最終的に選んだ爺ヶ岳は思いのほか良い山でした。
朝5時過ぎ、爺ヶ岳登山口を出発、柏原新道をまずは稜線に建つ種池山荘を目指して登ります。
(写真は帰りのもの)
登山道は整備され非常に歩きやすいです。
ただこの日は気温が高く、樹林帯の中は風が抜けないと汗ばむ陽気でした。
稜線までの登山道は所々開けた場所があるため、気分よく登って行く事ができました。
石畳という場所に到着です。
この場所は、登山口から稜線までのちょうど中間地点との事。
まだ先は長いものの、いいアクセントになって楽しい。
稜線に出るまでに雪渓を2つ横断します。
ここは「ガラ場」を過ぎた2つ目の雪渓です。
昨年より大分雪が少ない様子で難なく通行できましたが、落石には十分注意が必要です。
登って来たこの柏原新道には、その場にあった標識が多くかかっています。
中には疲れた体にありがたい物もあったのですが、稜線直下のこの標識は、ご想像通りのものでした。
鉄砲坂を抜けると、種池山荘に到着します。
ここから山頂までは1時間、エネルギーを補給し、少々休憩を取りました。
トイレは小屋裏にあり(寄付金100円でした)
爺ヶ岳は南峰、中峰、北峰の3つのピークがあります。
まず目指すのは南峰です。
南峰到着。
奥に見えるのは鹿島槍ヶ岳。このまま、ぐるっとあそこまで行けます。
早々に、次の中峰目指しました。
今年7月初旬になるだろうか、コマクサが咲く頃に是非とも登ってみたい蓮華岳。
中峰に向かう途中、南峰を振り返ります。
爺ヶ岳中峰到着。
ここで昼食をとし、北峰は思ったより遠いので今日の最終地点としました。
手前、登ってきた南峰の左手には、山容がなだらかな蓮華岳と、針ノ木、スバリ岳が。
そしてこちらは北峰の先の鹿島槍ヶ岳。
テントを担いでいれば、このまま歩いて行ってしまいたくなる景色に、しばし見とれてしまいました。
Youtubeに動画アップしました。
常念岳 山頂はまるで冬のよう。 [北アルプス]
10月25日、息子と常念岳へ行ってきました。
登るルートは、一ノ沢か三股の二つ。
日曜日という事もあったので、無理をせずに一ノ沢ルートを選択しました。
スタート後まもなく、猿に道をふさがれて前進できないハプニング!
クマも怖いけど、猿の威嚇も迫力があり、しばらく立ち尽く始末・・・
それでも、何とか先に進み、胸突き八丁をクリアして常念乗越までやってきました。
常念乗越にでると、冷たい風が容赦なく吹き付けていて、ここで防風対策でウェアを着込み頂上をめざしました。
ここまで結構体力を消耗していた上、真冬のような冷たい風に大苦戦。
途中、足元にはうっすらと雪も・・・寒いわけです。
そして、ほぼ標準タイムで山頂に到着。そこには絶景が待っていました!
少々霞がかかっているけれど、八ヶ岳、富士山まで見渡せる360度の大パノラマ。
それにしても寒いです。
山頂でお昼にするには厳しい寒さなので、下ってカップラーメンでも食べて帰る事にしよう。
登山ルートなどヤマレコにアップしました。
西穂高岳 ロープウェイで日帰り登山 [北アルプス]
9月20日、シルバーウィークを利用して西穂高岳へ出かけてきました。
2012年に息子と同じルートを辿りましたが、この時はまだ主峰まで行ける勇気もなく独標で撤退。
3年たった今なら行けると判断してのチャレンジです。
自宅を4時半に出発し、新穂高ロープウェイの「しらかば平駅」を目指します。
第2ロープウェイの出発地点となる「しらかば平駅」には有料駐車場(日帰り300円)があり、ここからロープウェイで登山口の「西穂高口」まで登ります。
「西穂高口」の標高は既に2,156m、西穂高岳の標高が2,909mなので、標高差753mを登ります。
最初に目指すのは西穂山荘、標準タイムは1時間30分です。
この日は西穂高口駅を9時にスタートと少し遅めだったので、16:30の下り最終に間に合うよう、ペースを上げて進みます。
次に目指すは、2012年に登った独標。
西穂山荘から独標へ向けて少し登った場所で振り返ると、焼岳の西側(飛騨高山方面)は雲海が広がっていました。
独標には少しガスが掛かっているようですが、登山には支障はないようです。
独標の左、一際存在感があるのは主峰手前のピラミッドピーク。
高度を上げるにつれ、絶景が広がります。
焼岳の東側、上高地は快晴。
気温も上昇し、水の消費も激しく、結局帰りには1.5L持ってきた水を飲みきってしまい、息子の分をもらう状況でした。
独標直下までやってきました。
シルバーウィークという事もあり、少々渋滞気味。
一度登っているとはいえ、石を落さないよう注意して登ります。
独標(11峰)を過ぎ、未知の領域へ。
この先、10峰、9峰、8峰と、10のピークを超えていきます。(一部、巻道あり)
西穂山荘からの登りに見た、ピラミッドピーク(8峰)に到着。
ここで景色を眺めたいと思っていたのですが、時間の都合、先を急ぎます。(ピークは狭いです)
さぁ、主峰への最後の登りです。
事前情報では、9峰の岩場が一番の難関だと感じていたのですが、実際は主峰の下りが一番気を使った場所でした。
写真の登山者が登っているやや左サイドが正しいルートで、登りも下りも、中央のルートは岩が崩れやすく大変危険でした。
ただ左サイドのルートは足場が少なく、初心者にはどの道難儀な場所である事は間違いないでしょう。
西穂高岳登頂成功です。
ここに来るまで、何度足が攣ったことでしょう・・・
帰り道、9峰の岩場の写真を撮っておきました。
ピンクの女性登山者が通過している場所が、この日2番目に気を使った場所です。
ホント、疲れた1日でした。でも、楽しかった!
登山ルートなどヤマレコにアップしました。