蝶ヶ岳 急登・残雪大苦戦、でも [北アルプス]
5月4日のゴールデンウィーク真っ只中、蝶ヶ岳に出掛けてきました。
「日本アルプス登山ルートガイド」によると、蝶ヶ岳へは三股コース、上高地・徳沢コース、鍋冠山から大滝山経由で登る3つ、その中で、自宅からアクセスが一番よい三股コースは「北アルプスを始めてチャレンジする登山初心者におすすめ」との事。
ゴールデンウィークという事もあり前日に出発、三股林道最終の駐車場0:30に到着したのにほぼ満車、それでも2台ほどの空きスペースがあったため、車を停め早々に就寝する事にしました。
朝方、シュラフにくるまって寝ていたにも関わらず寒さで起床。結局5時前に準備をして5時30分に山頂を目指し出発する事にしました。
15分ほど林道をあるくと登山口に到着。
登山届を提出し、相談員の方からアイゼンとピッケルの確認と登山道の状況を説明を受けました。
指導員の方によると、ゴジラの上から登山道に雪が出てくるため、十分注意して行くようにとの事。
これまでこの季節に北アルプスに入った事がなかったため、これらの情報は安全に登るための重要は情報だと気持ちが引き締まる瞬間でした。(指導員の方には頭がさがります。ありがとうございました)
登山道はすっかり夏道で、沢沿いや吊り橋、梯子と登っていきます。
高山植物はこの時期まだ早いようで、種類も少ないようでした。
ゴジラ(ゴジラのような木)に到着。初めて本物を見ましたがいやいやよくできている。
ここまで1km。帰りの目印にはちょうどよい。
まめうち平に到着。ここでアイゼンとストックを装備しました。
情報通り、ゴジラから先、登山道の雪は徐々に増え、まめうち平はすっかり雪の中でした。
樹林帯を抜けるまで、何カ所か澤をトラバースし、急登を登っていきます。
残雪期とは言え「これって初心者にお勧めなの?」と思うほどです。
やっとの思いで樹林帯を抜けます。
そこに待ち受けていたのは今まで以上の急登。夏道も同じなのか・・・
ほぼ直登していきます。
登ってきた登山道はこの通り、まだまだ登ります。
へとへとになって山頂に到着。
そこには穂高連峰の大絶景が待ち構えてくれていました。
蝶ヶ岳山頂
想像以上に苦労させられた蝶ヶ岳。
テント泊の装備で再び訪れることはできるか不安が残りますが、穂高連峰の圧倒的な山並みをまた見にきたくなる山旅でした。
ヤマレコに詳細アップしました。。
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