唐松岳 2週連続。今回は山仲間と [北アルプス]
7月26日、2週連続で唐松岳に行ってきました。
今回は登山仲間と一緒に、黒菱第3リフトとグラートクワッドを利用して唐松岳を目指します。
登山道はこの通り・・・
リフトに並んだ事と、土曜日という事ともあって予想通りの大渋滞。
ゆっくり、ゆっくり進みます。
先週見る事ができなかった、見事な八方池。
みんなラッキーだったね。
北アルプスの絶景を味わいながら順調に進みます。
唐松岳の山頂もいよいよ見えてきたよ。
はい到着!
8人全員揃って登頂です。(私はカメラマンしてました)
みんな、お疲れ様でした。
疲れたけど、心に残る登山になったんじゃないかな。
ヤマレコにルートをアップしました。
唐松岳 やっと逢えたね。 [北アルプス]
7月21日 息子と唐松岳に行ってきました。
昨年はちょっとしたトラブルで八方池までとなった唐松岳日帰り登山。
今回は天気にも恵まれ、念願のライチョウに出逢えた記念すべき登山となりました。
朝5時、黒菱第3ペアリフトは6時30分運行開始となるためゲレンデを歩いて登ります。
長野五輪女子滑降のスタートとなったこの坂は、毎度の事ながら苦労させられます。
グラートクワッドリフトも稼働前なので、黒菱平から自然研究路を登り八方池山荘へ。
八方池山荘からは、登山道と木道を利用して進みます。
木道の脇にはまだ沢山の残雪が残り、昨年の雪の多さを実感しました。
いつみても、顔にしかみえない八方ケルン。
これって、やっぱり意図的に作ってますよね。きっと。
天気はと言えば、晴れたり曇ったりと微妙な空模様。青空を期待して登ります。
あ~、八方池はガスで白馬三山は見えず・・・
早朝なので人も疎らです。
湖面に映る山並みは、去年堪能しているので先に進むことにしました。
八方尾根は、森林限界の先に森が広がる不思議な場所です。
それにしても、見事な大木。
息子は何を想い見上げていたのだろう。
10m程でしょうか。
1カ所だけ雪渓を通過します。
傾斜もそれほどなく、ステップも切って頂いているのでアイゼンなしで通過できます。
丸山通過。
振り返るとそこには雲海が広がっていました。
出発から3時間半。
やっと唐松岳の全容が見えてきました。
まだまだ先は長そうですが、不帰ノ嶮から続くキレットの山並みが圧巻で、アドレナリン出まくり。
さあ、頂上目指して頑張って行こう!
唯一注意して進む場所でしょうか。
でも、高度感はなく問題なく歩けます。
唐松岳頂上山荘が見えてきました。
小屋の前に回り込めば、唐松岳の綺麗な姿が待っています。
ほら思った通り。
この景色は何度見ても素晴らしい!
さあ、最後の登り。
ここが一番きつかった・・・
順調にいけば唐松岳頂上山荘から頂上まで20分弱。
標高2,696.4m 唐松岳に到着。
風がちょっと肌寒い。
今年も剱岳付近は雲が多く、クリアにその姿を見る事は出来ませんでしたが、十分絶景ですね。
さて、景色も十分満喫したので戻ります。
そして、この後うれし出会いが待っていました。
そう、念願のライチョウを発見しました!
それも、今年生まれた雛達が沢山。
多分、5,6匹はいたでしょう。
夢中でシャッターを切りました。
お母さん登場。
雛もかわいいけど、親もかわいい。
今日は時折ガスが巻いていたので、もしかしたらと思っていましたが予想的中!
行き交う登山者みんなが見ていても、ホント逃げないです。
いい思い出を胸に、下山を続けます。
この景色も見納め。
最後はリフトで一気に下ります。
息子とリベンジも出来たし、ライチョウも見れたし、やっぱり唐松岳はいい山です。
ヤマレコに詳細記録をアップしました。
西穂独標 気の合う仲間と途中まで [北アルプス]
燕岳 リベンジ達成!快晴の燕岳 [北アルプス]
10月14日、3連休最終日、昨日に引き続き天気がよさそうなので北アルプス 燕岳に行ってきました。
実はこの燕岳は、昨年ガスで満足に景色を見る事ができなかったので、今年こそあの景色を是非この目で見たいとリベンジを誓っていた山だったんです。
3連休という事もあり早めに自宅を出発し、登山口にほど近い駐車場に到着したのは午前2時半でした。
第二駐車場に向かうと、運よく1台の空きスペースがあり無事車を停める事ができました。
その後の話ですが、6時時点でも第二駐車場の空きは少しあったようで、第三駐車場に至ってはガラガラとの事でした。
そして目覚ましを5時にセットして少々仮眠を取り、明るくなり始めた5時55分に燕岳へと出発しました。
第二駐車場からは車道を10分程歩くと中房温泉の登山口に到着します。
連休という事で登山者も多いのではと心配していたのですが、思っていたより人は少なく、これなら渋滞もなく進むことができそうです。
登山道に入るとすぐに勾配のキツイ登山道が続きます。この合戦尾根のルートは北アルプス3大急登という事で、初めはセーブして登って行く事にしました。
それでも要所要所に休憩場所が設けられていて、登山者へのありがたい配慮がうれしくなります。ちなみにここは最初の休憩場所「第一ベンチ」、唯一水場がある場所です。
その後は合戦小屋まで、第二、第三、富士見ベンチと計4箇所設けられています。
登山口から2時20分で合戦小屋までやってきました。夏はスイカで有名なのですがこの時期は既に終了していました。
トイレをお借りして先に進みます。
合戦小屋を抜けてしばらくすると樹林帯を抜けます。
ここからは景色もよく、左手には槍ヶ岳の穂先も見え始めテンションは上がります。
燕山荘までやってきました。
これって山小屋なの?と思うほど、いつみても素敵な建物です。(まだ一度も中に入った事はありませんが)
そしてリベンジ達成の瞬間!この景色を見たくてここまでやって来ました。
しっかり山頂まで行きましたが、人が多くて即撤収。その後、北燕岳(左手)に登り下山しました。
詳細はヤマレコにアップしましたので、よろしかったらアクセスしてみて下さい。
白馬岳 蓮華温泉から白馬岳へ ~念願の小蓮華山稜線歩き~ [北アルプス]
9月14日、念願だった小蓮華山の稜線を歩く為、蓮華温泉から白馬岳までの登山に出掛けて来ました。
この三連休、台風の影響もあり白馬の天気は今一つだったのですが、連休初日は「晴れのち小雨」と一番よいとの予報。
急遽身支度を整え、深夜12時過ぎに蓮華温泉に向け自宅を出発しました。
午前3時半、蓮華温泉に到着。
車のライトを消すと、そこには満天の星空が広がっていました。
その後、ほんの少しだけ仮眠を取り、5時20分に白馬岳に向けて出発しました。
写真は駐車場先にある白馬蓮華温泉ロッジです。
蓮華温泉ロッジ裏の登山口から白馬大池を目指し樹林帯を進みます。
登山道は整備されていて歩きやすかったです。
天狗ノ庭を過ぎると岩や石が目立つようになり、いい意味でアクセントがあって楽しく登る事ができました。
そして樹林帯を抜けると視界が一気に開け、白馬大池に到着します。
この当たりはチングルマの群生地で、この時期は綿毛の草原が見事でした。
白馬大池から雷鳥坂を登り小蓮華山へ向かいます。
今回はライチョウに会う事が出来なかったので、次回までの楽しみに取っておく事にしようと思います。
雷鳥坂を登ると、改めて白馬大池の大きさにびっくりさせられます。
船越ノ頭を過ぎ、念願の小蓮華山への稜線が目に飛び込んできました。
来てよかった~と思う瞬間でした。
雲海に浮かぶ白馬岳から鹿島槍ヶ岳へと続くこの稜線は、とても気持ちよく、いつまでもこの景色を見ていたいと感じる場所でした。
小蓮華山山頂に到着です。
剣のようなオブジェ?が印象的な山頂は、2007年の夏に山頂が崩落し、約3m低くなってしまったそうです。
小蓮華山からいったん三国境へ下り、白馬岳に登り返すこと約1時間で白馬岳の山頂に到着します。
白馬岳山頂に到着!
同時に、自身の最高到達点(2,932m)ともなり感無量でした。
山頂には、季節が少し遅かったためか数名しか居ませんでしたが、みなさん思い思いのアングルで写真を撮られていました。
山頂から見た剣岳は、威風堂々として存在感抜群です。
この先、行く事は出来ないだろう剣ですが、その姿はやはり憧れを感じてしまいます。
午後には天気が崩れるとの予報だったため、最高の景色を目に焼き付けて早々に下山する事にしました。
Youtubeに動画Upしました。
ヤマレコで登山の様子を詳しく紹介しています。
白馬 八方池 [北アルプス]
8月12日、息子と八方池に行ってきました。
当初は唐松岳まで行く予定で出発したのですが、八方池山荘出を過ぎた辺りから息子の体調がおもわしくなく、急遽、八方池に予定を変更する事となりました。
朝5時、黒菱平のリフトは稼働前なので牧場内を横断して八方池山荘を目指します。出発直後、東の空を赤く染めて登るご来光が印象的でした。
朝日を浴びる白馬三山は昨年とまったく同じ姿を見せてくれました。今日も天気は最高!いい登山になると、自然と登るスピードも上がります。
しかしこれがいけなかったのか八方池山荘を過ぎた辺りから息子の足取りが重く元気がありません。
ここで撤退も考えたのですが、取りあえず八方池まで様子をみる事にしました。
なんとか八方池までやってくる事ができました。ゆっくりしたペースで登ればもう少し先まで行けそうですが、到底唐松岳までは無理と判断し、今日はここまでと決めました。
それでも、この景色を見る事ができたのは良い思い出となったはずです。
既にマツムシソウがあちこちに咲いていました。八方尾根はもう秋の足音が聞こえています。
帰宅後、息子が耳が痛いと言うので耳鼻科に行くと中耳炎と診断されました。
歩くペースではなく、体調が思わしくなかったのは中耳炎が原因だったようです。
次回は唐松岳からの景色を見せてあげたいと思います。
西穂独標 [北アルプス]
今回は久しぶりに息子と一緒という事もあり、朝早くから2人分のお弁当をカミさんが準備してくれました。本当に感謝です。ありがとう!!
そして朝4時30分、お弁当と荷物を車に積み込み一路、新穂高ロープウェイへ。
独標へはロープウェイを2つ乗り継いで行くのですが、今回も日帰りなので第二ロープウェイにある、登山者用の駐車場に車を停めました。(駐車料金300円。観光客用は少し上にあって500円)
到着後、朝食を取り、しらかば平駅に向かいます。
既に大勢の人が並んでいます。どうやら始発は出発してしまったようです。
それにしても、観光目的でもこんなに朝早くから並ぶものかと感心してしまいます。
写真は下山時のものですが、定員121名の日本唯一の2階建てゴンドラが紅葉の中を進みます。
2,156m、西穂高口に到着です。お約束で展望台へ行ってみました。
ここからは、独標をはじめ、大絶景、大パノラマが楽しめます。
展望台で見とれすぎたので午前9時、急いで出発。
登山道に入ると、所々木道が整備され非常に歩きやすく感じました。
山荘まで600mを切る頃には、大岩が露出する急坂が現れます。
出発から約1時間で西穂山荘に到着です。ここでトイレをお借りし、少々休憩して出発に備えます。
西穂山荘を出発直後の急坂。距離は短いためさっさと登ります。
目指す独標は右から2番目。天気は最高、テンションが上がります!!
2,452mの丸山に到着です。体力は問題ないのですが、今日は風がすごく冷たい。
夏用のパンツではやはりきつかった・・・
この辺りは遮るものがないので、冷たい風をもろに受けます。写真では写らない山の厳しさがありました。
独標には既に多くの人が見えます。息子はあの岩を登るのかと少し不安気味。
絶対登るぞと言い聞かせながら進みます。
来た道を振り返り、良く登ってきたなと我ながら感心します。
独標が目前に迫ってきました。岩場を登るのは、自分も息子も初めてです。
さて無事に登りきる事ができるでしょうか?
息子が先行し、慎重に足元を確かめながら進みます。
2,701m 西穂高岳 独標に到着しました。
思っていたより恐怖心も少なく、順調に登る事ができ一安心です。
ここで、カミさんの作ってくれたお弁当を食べながら、しばし景色を堪能します。
手前はピラミッドピーク。この景色を見ていると正直西穂まで行きたくなりますね。
でも、今日はここまでです。
次は主峰へと心に誓い、下山に入ります。
西穂山荘まで戻ってきました。ここで登山始まって以来のお土産購入。手ぬぐいと、バッチを購入しました。
これから少しずつコレクションする事にします。
西穂高口に到着。紅葉を眺めながら、しらかば平に下り安全運転で帰路につきました。
燕岳 [北アルプス]
中房温泉の登山口から、北アルプス三大急坂の合戦尾根を登るルートに挑戦です。
前日午前零時、中房温泉に向けて自宅を出発。
午前2時頃に到着したのですが、第一、第二は既に満車。途中路上駐車が多かったので、最悪の状態を覚悟して第三駐車場へ。
登山口から距離があるせいか、以外にも十分余裕があり、楽々駐車完了!
途中の路駐車両は前日から出かけた方々のようでした。
午前5時半に起床し、朝食を食べて登山口へ。
既に沢山の登山者の方が準備をしていました。
出だしからこの急坂。さすが「北アルプス三大急登」の合戦尾根ルート。気合を入れて登山開始です。
しばらく進み、第一ベンチに到着。ペースが良いので休憩なしで先に進みます。
またまたこの傾斜・・・このころ、駐車場で一緒だったトレラン家族に抜かれます。チョックなのは小学4年生が一緒だった事・・・
登山道には階段もあり、整備された方に感謝しながら登ります。
合戦小屋に到着。名物のスイカを皆さん美味しそうに食べていました。
合戦小屋を過ぎ、しばらくすると視界が開け始めます。
この日最初で最後の槍ヶ岳。雲の隙間からその雄姿を見せてくれました。
やっぱいこの山は、テンションアップします!
登山開始から約3時間20分、燕山荘に到着です。とても綺麗な山小屋でしばらく見惚れてしまいました。
燕山荘前の石の人。何とも言えない微妙な表情です。
もう少し天気が良かったら絶景だったのですが。
ガスが上がった来たので、早々に山頂を目指します。
有名なイルカ岩。天気が良ければこの後ろに槍ヶ岳が見えたのに残念です。
この木道を登ればもう少しで頂上。天気はイマイチでも、目標達成に向かいます。
標高2,763m、燕岳頂上に到着!しっかりタッチしてきました。
頂上から少し下った所で昼食を取りしばし休憩。この間に天気回復して欲しいと願いましたが、
願いは届かなかった・・・
燕山荘まで戻るとこの状況。また天気の良い日にリベンジを誓い下山します。
結構飛ばして中房温泉の登山口に戻った時は、まぶしい程の日差しとなっていました。でも山頂はガスだろうな。
唐松岳 [北アルプス]
この時期は黒菱第3ペアリフトが稼働しているので、標高1,500mの黒菱駐車場から唐松岳山頂を目指す事にしました。
朝5時過ぎ、モルゲンロートの白馬三山が美しい。左から白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳。
リフト稼働は朝7時。今から1時間弱もあるのに、何組か牧場内を横断して出発して行きます。
それってありなのか??不安ながらも取り敢えず出発のする事にしました。
牧場では、のんびり牛が草を食べています。
登って行くと、1998年の長野オリンピックで使用された女子滑降のスタートハウスが見えてきました。
しかし不安的中! 登り切った所に「凶暴な雄牛に注意」の看板が・・・やっぱり、策をくぐって牧場に入るだけの事はありました。今日は優しい雌牛だけだったようです?
(後日、白馬村観光局に確認した所、本来登山道ではないので自己責任で通過して良いそうです。)
グラートクワッドリフトも稼働前なので八方尾根自然研究路を通り、標高1,830mの八方池山荘を目指します。
八方池山荘からの白馬三山の山並み
この地点から木道もありますが、登山気分を味わうため登山道を選択して進みます。
途中、尾根道が閉鎖されていたため、木道へ合流。
息ケルン(第2ケルン)に到着。遠くに標高2,035m八方ケルンが見えます。
八方池に到着する頃には既に白馬三山はガスの中。八方池経由を考えていましたが、そのまま頂上を目指し先を急ぐ事にしました。
八方池を過ぎしばらくすると、樹林帯が現れます。
この辺りは「上の樺」という場所で、ダケカンバの樹林帯を抜けて行きます。
冬の積雪が3mを超すことから、雪の重さで幹が斜めに曲がってしまうそうです。
雪渓に到着です。10人程度の人が雪渓で休まれていました。
この先はお花畑です。まだ綺麗な花が見れるでしょうか。
間に合ったようです。チングルマが疲れを癒してくれます。
そしてこちらは不帰ノ嶮。その姿に圧倒されます。
高所恐怖症の自分でもまったく問題なかった橋ですが、気持ちと早歩きで渡りました。
唐松岳頂上山荘が見えてきました。あの角を曲がれば唐松岳が見えるはずです。
やっと来ました!! その景色は絶景の一言です。
少々時期が遅かったので残念でしたが、やっぱりコマクサは高山植物で一番魅力的です。
出発して3時間50分。頂上に立つ事ができました。景色をたのしみながら昼食とします。
たぶん剱岳方面かと思いますが、残念ながら雲の中です。
山頂から見た唐松岳頂上山荘。風景に溶け込む姿に見とれます。さて、そろそろ下山する事に。
八方池は観光客で賑わっていましたが、残念ながらガスがまいていて湖面に映る白馬三山は見れませんでした。
下りはこの調子。登山者よりも八方池までの観光客でプチ渋滞となっていました。
少々左ひざが痛くなりましたが、どうにかここまで下ってきました。
初めての北アルプスは大満足の登山となり、思い出の一日となりました。
そして、帰りは雄牛が怖いのでリフトを使って駐車場まで戻ります。お支払は後払い。