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火打山 緑に包まれた夏の火打へ [妙高・雨飾]

ブログを書くにあたり、まずは、この度の西日本豪雨で被災された方々にお見舞いと、ご冥福をお祈りいたします。

多くの方が不自由を強いられる中なので、このブログは登山の記録に留めておくだけにします。

7月15日、新潟県の最高峰、火打山に出掛けてきました。P7150118.jpg


6年ぶりの火打山は、この三連休までが見頃だというハクサンコザクラの群落と、緑に包まれた高谷池や天狗ノ庭がとても綺麗でした。

ヤマレコには、他の写真を掲載してあります。

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妙高山 越後富士と称される頚城三山の名峰へ [妙高・雨飾]

9月9日(土)、長野県境に近い新潟県妙高市にある妙高山に登ってきました。

今回は会社の仲間と二人で登ります。


百名山でもあるこの山は、越後富士とも称される秀麗な山、標高差1,500mと登りごたえもある名峰です。


朝6時20分、軽めに朝食を取り駐車場を出発、途中、燕温泉街を通過します。

ここには温泉宿が数件あって、日帰り入浴もできるとの事、お土産屋さんも2件あり、下山後立ち寄る事にしました。

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登山口には登山届を提出する場所がありました。

先のニュースで長野県の遭難者は5年連続で100名を超えたそうです。

万一のために、しっかり登山届を提出しました。

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さて今回のルートですが、行きは燕登山道で山頂を目指し燕新道で下山する時計回りの周回コース。

事前情報では往復約10kmのそこそこ長いこのコース。(実際はそれ以上だったのですが)

出発当時は15時には余裕で戻ってこれるだろうと思っていたのですが、そう上手くは行きませんでした。IMG_8073.JPG


燕登山道は、はじめ舗装された北地獄谷の遊歩道のため、所々急な場所はありますが歩きやすく、景色を楽しみながら歩く事ができます。

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遊歩道後半、赤倉温泉管理小屋を過ぎると上段には小妙明滝、下段には光明滝が現れます。

明神滝の上まで登り、ここから本格的な登山道に入って行くのですが、ここでハプニング発生!

同行している仲間が、硫黄の匂いで気分が悪くなりペースダウン。

一時は下山も考えたほどでした。

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急きょその場から少し登り硫黄の匂いの少ない所で小休止、仲間の回復を待ちました。

多くの登山者が同じ場所を通過していましたが、気持ちが悪くなる症状が出ていたのは彼一人・・・

しばらく辛そうにしていたものの、休みながらならなら登れそうという判断のもと、先に進む事にしました。


そして登山道は、明神滝の上で、対岸に渡ります。

ここは沢幅も狭く、難なく通る事が可能でした。

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登山道はさらに傾斜を増していきます。

胸突き八丁まで30m。

本調子でない仲間は大丈夫か。

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心配をよそに、気力で登る。

がんばれ!

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出発から2時間10分、胸突き八丁を登り切り、天狗堂に到着。

ここは赤倉登山道との合流点。

修験道としての面影が残るこの場所で小休止。

仲間の体調も回復してきた様子です。

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休憩後、どんどん高度を上げ気付けば山頂まで400m。

妙高方面だと思いますが、標高2,200mを超えました。

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そして、ここからが本番、クサリ場の登場です。

足場がしっかり確保されているため、登り易いと感じましたが、やはり慎重に登ったほうが良いでしょう。

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一段目のクサリ場を登りきると、すぐ様次の難関へ。

やや斜めに岩場を登っていきます。

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この頃には、すっかり仲間も回復していました。

ホント大事に至らなくてよかったよ。

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岩場を登りきり一安心です。

山頂まではもう少し。

気持ち良い秋晴れの中を進みます。

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そして最後の登り。

この岩場をクリアすれば山頂が見えるはず。

ここは、先ほどのクサリ場と比べても難なく登れます。

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来たー!

標高2,454m、妙高山南峰に到着です。

そう、妙高山のピークは2つあって、燕登山道を登ってくると妙高大神がある南峰に着きます。

三角点は北峰に設置されていました。(北峰2,445m)

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秋の澄み切った青空に誘われて、多くの登山者が訪れていました。

まだまだ登山人気は継続しているようです。

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そして登山の楽しみと言えば山頂で食べる昼食。

今朝早起きして作ってくれたカミさんに感謝です。

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ゆっくり昼食を取ったので、そろそろ温泉目指して下山します。

途中北峰を経由し、燕新道を下ります。

この燕新道、侮れません。

山頂直下は森林の中ですがかなりの急登です。正直、こちらから登らなくて良かったと感じました。

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さらに、急登が終わると沢のような登山道を行くことになります。

途中、増水時は渡る事が困難なほどの沢も3回渡ります。

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この橋が見えれば、ゴールはすぐそこです。

結局、周回コースは12kmと事前情報より2kmオーバー。

体力のない方や初心者だけでの登山では、燕登山道のピストンがお勧めです。

一緒に行った仲間も、急な下りと濡れた登山道に難儀しましたので。

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日も傾きかけてきた午後4時過ぎ、出発地点の燕温泉に戻ってきました。

トラブルもありましたが、自身15座目の百名山完登です。

お疲れ様でした。

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ヤマレコに情報アップしました。


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雨飾山 憧れの山は意外にハード [妙高・雨飾]

10月25日、憧れの雨飾山に出掛けてきました。

実はこの雨飾山は、9月27日に発生した御嶽山の噴火翌日に山行を計画していたのですが、多くの犠牲者が出ていた事から、登山に出掛ける気持ちになれず、延期をしていました。

今回の噴火で57人がお亡くなりになり、6人が未だに行方不明という事で、同じ登山をするものとして心が痛みます。

今年の捜索は既に打ち切られていますが、一日も早くご家族の元に帰ってくる事を心よりお祈りいたします。
そして、今後このような惨事が起きぬよう、57人の方の御冥福を祈りつつ、登山を再開する事としました。

さて、当日の天気は快晴。
自宅を3時半に出発し、一路小谷村にある雨飾高原キャンプ場に向かいます。

小谷村を抜け、雨飾高原キャンプ場に到着したのは午前6時。
早速準備を整え、出発します。
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出だしはなだらかな登山道をしばらく歩きます。
登山道脇に流れる小川ほどの清流には、イワナが悠々と泳いでいました。(登山口先は禁漁区域なので)
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登山口から5分程歩くと急登が始まります。
山頂までの距離は4km程度と短いのですが、のっけからこの急登にはやられました。
この急登のおかげで、膝への負担が大きなものとなり、後々苦しむ事となったのです。
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急登を登り切り、しばらく行くと絶景が現れます。
紅葉のピークは既に過ぎていましたが、それでも見応えは充分ありました。
多分、1週間早ければ最高だった事でしょう。
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景色を堪能し、一旦沢に下り、再び登ります。
それにしても、この山は休ませてもらえません。
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ほら。この通り・・・
高度感こそありませんが、岩場に梯子ありと登り甲斐充分です。141025-081452_R.JPG

やっとの思いで登り切ると、「笹平」という場所に着きます。
この当たりからは日本海が望む事ができて、しばらく散歩気分で歩けます。
頂上まではもう少しです。
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最後までこの山は容易くは登らせてくれないですね。
距離が短い事が唯一の救いでしたが、 久しぶりの登山で悲鳴を上げる両足にムチを入れて登りました。
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そしてついに山頂に到着!
「Amakazari」何故か惹かれるネーミングです。
山頂は比較的狭く、紅葉のトップシーズン時は大変混雑するそうです。
私がいた時は10人程でした。
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山頂からの絶景です。
こちらは先程散歩気分で通ってきた「笹平」、登山道が少女の横顔に見える事で有名な場所です。
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そしてこちらは白馬方面。
遠く槍ヶ岳まで望む事が出来ました。
ブログでは紹介していませんが、八ヶ岳、火打山、日本海とまさに360度のパノラマが楽しめるお勧めの山頂ですよ。
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登山ルートなどヤマレコにアップしました。



火打山 [妙高・雨飾]

10/8 今回は長野を飛び出し、新潟県の火打山に行ってきました。

火打山は、妙高市と糸魚川市にまたがる頸城山塊の最高峰で、日本百名山にも選ばれています。
3連休の最終日、雲一つない快晴となった事もあり多くの登山者が訪れていました。
普段はコンデジ一つで出かけるのですが、今回はEOS Kiss X5も持って紅葉の火打山を満喫してきました。


妙高高原ICを降りて30分程走ると、笹ヶ峰キャンプ場に到着します。
そこには大きな無料駐車場が2つあり、今回はキャンプ場側の駐車場に車を停めました。
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登山口には立派な小屋のような入り口があり、ここから火打山登山が始まるのかと思うと、気持ちも高ぶります。
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登山道は木道が整備され非常に歩きやすく感じました。
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40分後、黒沢橋に到着。まだまだ元気なので先を急ぎます。
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第一の難関、十二曲が始まります。別名「爺返し」というようですが、何とか先に進むことができて一安心です。
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富士見平の分岐までやってきました。ここでルートを確認し火打山へ向かいます。
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しばらくすると視界が開け、紅葉が目に飛び込ん出来ました。日差しもあり温かい中を順調に進みます。
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左手に目指す火打山が見えてきたのでテンションは上がるのですが、先程と打って変わりグッと気温が下がった感じがします。
日陰とはいえ、まるで冷蔵庫の中に放り込まれたような寒さです。
足元を見ると、所々地面が白く凍っていました。
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一時はこの先どうなるかと思いましたが、何とか高谷池ヒュッテさんに到着です。
ヒュッテの前にはベンチが複数あり、ここで小休止します。
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ここから火打山の核心部に突入です。高谷池を後にし紅葉の中「天狗ノ庭」を目指して進みます。
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天狗ノ庭に到着です。最高の景色に出会いました。写真では十分にお伝えしきれないのが残念ですが、火打山はここから眺めるのが一番かも知れません。
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山頂を目指しグングン高度をかせぎ、ライチョウ平までやってきました。
これまで一度もライチョウを見た事がなかったので、淡い期待を胸にこの場所に来ましたが、その姿を見る事は出来ませんでした。
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山頂はまだ先です。頂上付近には月が見えます。
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山頂付近の木道。植生回復の為に設置されていました。あと少しです。
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標高2,462mの火打山山頂に到着です。
出発から4時間45分、標高差にして約1,160m。
正直結構大変でしたが、紅葉に癒され頂上からの絶景を糧に何とか登って来れました。
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お昼を頂きながらプロトレックの高度計をチェックすると、ん? 2,365m? 約100mの誤差。
登山口で標高合わせるのを忘れてました。次回はしっかり合わせてみます。
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そして頂上からの絶景!北アルプス方面。
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こちらは日本海が見えます。
いつも以上にゆっくりお昼を取りましたので、そろそろ下山する事にします。
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高谷池まで戻ってきました。いいペースです。
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前を行く、いかにもベテランのおじさんと、トレラン風のおじさん2人に引っ張られ、ハイペースで黒沢橋まで戻ってきました。
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そして14時13分、無事に登山口まで戻ってくる事ができました。
さて、次回はどこへ行こうか?
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タグ:登山
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