9月20日、シルバーウィークを利用して西穂高岳へ出かけてきました。

2012年に息子と同じルートを辿りましたが、この時はまだ主峰まで行ける勇気もなく独標で撤退。
3年たった今なら行けると判断してのチャレンジです。

自宅を4時半に出発し、新穂高ロープウェイの「しらかば平駅」を目指します。
第2ロープウェイの出発地点となる「しらかば平駅」には有料駐車場(日帰り300円)があり、ここからロープウェイで登山口の「西穂高口」まで登ります。

「西穂高口」の標高は既に2,156m、西穂高岳の標高が2,909mなので、標高差753mを登ります。

最初に目指すのは西穂山荘、標準タイムは1時間30分です。
この日は西穂高口駅を9時にスタートと少し遅めだったので、16:30の下り最終に間に合うよう、ペースを上げて進みます。

登山道は整備が行き届いており、大変歩きやすいです。

ペースを上げてきた結果、1時間ちょっとで西穂山荘に到着。

次に目指すは、2012年に登った独標。
西穂山荘から独標へ向けて少し登った場所で振り返ると、焼岳の西側(飛騨高山方面)は雲海が広がっていました。

独標には少しガスが掛かっているようですが、登山には支障はないようです。
独標の左、一際存在感があるのは主峰手前のピラミッドピーク。

高度を上げるにつれ、絶景が広がります。
焼岳の東側、上高地は快晴。
気温も上昇し、水の消費も激しく、結局帰りには1.5L持ってきた水を飲みきってしまい、息子の分をもらう状況でした。

独標直下までやってきました。
シルバーウィークという事もあり、少々渋滞気味。
一度登っているとはいえ、石を落さないよう注意して登ります。

独標(11峰)を過ぎ、未知の領域へ。
この先、10峰、9峰、8峰と、10のピークを超えていきます。(一部、巻道あり)

西穂山荘からの登りに見た、ピラミッドピーク(8峰)に到着。
ここで景色を眺めたいと思っていたのですが、時間の都合、先を急ぎます。(ピークは狭いです)

登ってきた道を振り返って。

さぁ、主峰への最後の登りです。
事前情報では、9峰の岩場が一番の難関だと感じていたのですが、実際は主峰の下りが一番気を使った場所でした。
写真の登山者が登っているやや左サイドが正しいルートで、登りも下りも、中央のルートは岩が崩れやすく大変危険でした。
ただ左サイドのルートは足場が少なく、初心者にはどの道難儀な場所である事は間違いないでしょう。

登ってきた人だけのご褒美。

西穂高岳登頂成功です。
ここに来るまで、何度足が攣ったことでしょう・・・

帰り道、9峰の岩場の写真を撮っておきました。
ピンクの女性登山者が通過している場所が、この日2番目に気を使った場所です。
ホント、疲れた1日でした。でも、楽しかった! 

登山ルートなどヤマレコにアップしました。