霧ヶ峰 車山と蝶々深山トレッキング [八ヶ岳]
10月7日の3連休初日、トレッキングを楽しみに山仲間と3人で霧ヶ峰に出掛けて来ました。
今シーズンは天候に恵まれず、山仲間との登山も延期続き。
当日の朝も前日の雨が残る予報に、地元の里山で我慢しようとテンションも低めの状態でした。
朝起きると雨は上がっていたものの、予定していた里山は中腹から霧の中です。
そこで、どうせ霧の中を登るなら車で1時間ほどで行ける百名山に行こうと、急きょ予定を「霧ヶ峰」に変更することにしました。
ビーナスラインにあるレストラン「チャプリン」さん。
レストランの前が駐車場となっていて、レストラン裏にはバイオトイレもありました。(要協力金)
ここから車山山頂を目指します。
11時30分、トレッキング開始です。
気温は寒くもなく、そこそこ暖かいので歩きやすいのですが、霧で展望はありません。
これも招致の上でやってきたのですが、やっぱり少し残念な気持ち・・・。
展望がないので花くらいしか撮るものがありません。
ただその花もシーズンはすでに過ぎていて疎らです。
それでも、登山道の脇にひっそりとアザミとマツムシソウが残っていてくれました。
霧の中、観光客も歩けるほどの緩やかな道を登る事30分。
突然目の前に大きな建物のシルエットが霧の中に浮かび上がります。
あれ?着いたかい??
そうです。あっという間に目的地の車山山頂に到着していました。
標高1,925mの車山山頂には、車山気象レーダー観測所があります。
スキーや観光で何度か訪れていた馴染みの場所です。
富士山も同じような施設がありますが、百名山にこんな大きな建物があるのは何だか不思議な感じです。
山頂は相変わらず霧の中で、動いていないと少し肌寒く感じました。
それでも、続々と登山者や観光客が続々上がってきます。
まだ30分しか経っていませんでしたが、ここでお昼です。
デザートにnakamayugogoさんが持ってきてくれた大福とプッチンプリンミニ、美味しかった!
食事を済ませ、次に向かったのは同じ山頂にある車山神社。
レーダーの裏手にあるこの神社は、御柱祭の一つで2つの立派な御柱が立っていました。
山頂を後に、車山スキー場を車山湿原への分岐まで降りて行きます。
この一帯は冬になればゲレンデの一部、上級コースに当たる場所という事もあり、傾斜もきつめです。
分岐に到着です。
真っ直ぐ行くと車山スキー場、この標識を左に折れ、車山湿原を右手にみて戻ればスタート地点に戻りますが、高度を下げたとこで視界も開けてきたので、蝶々深山まで足を延ばす事にしました。
蝶々深山に向かう登山道は木道が整備され歩きやすく、開放感いっぱいの高原歩きを楽しむ事ができました。
前方はこれから向かう蝶々深山。
今日一緒に来てくれた山仲間の二人。
なだらかな坂道を登り、分岐から25分で蝶々深山に到着。
さらにこの先まで高原歩きがまだまだ楽しめるのですが、今日はここまでとします。
来年の夏にまた訪れて見たい場所となりました。
蝶々深山を下り、車山湿原を左手に岐路につきます。
スタート地点の車山肩に戻るには、車山湿原を右手にみて進むコースは30分、左手に見て進むコースは60分と時間が倍違います。
今回は蝶々深山からの戻りとなるため、蝶々深山からの最初の分岐となった60分のコースで戻る事にしました。
湿原も終わり、次第に森の中へ入ってきました。
森の中を歩く事数分、そこには「霧夢」さんという小さなお店がありました。
コーヒーが自慢のメニューとの事なので、次回訪れた時には立ち寄ってみようと思います。
このまま下れば登山口と思っていたのですが、最後に登り返しが待っていました。
なだらかな登山道ばかり歩いた体に、この傾斜少々応えます。
登る事30分、スタート地点の車山肩に戻ってきました。
前方に見える水色の屋根が、レストラン「チャプリン」さんです。
どうでもよい事ですが、帰ってくるまで「チャップリン」だと思い込んでました。
人に聞かれなくて良かったよ。
さてさて今回のトレッキング、天気こそ快晴ではなかったけれど、秋の高原を堪能するトレッキングを満喫した一日でした。
二人とも、お疲れ様でした。
残念ながら今回参加できなかった皆さん、来年こそは一緒に山に出かけましょう!
ヤマレコに記録をアップしました。
ここで紹介できなかった写真など掲載していますので、よろしければアクセスしてみてください。
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