6月18日、大町の扇沢から爺ヶ岳に登ってきました。

この週末、梅雨とは思えぬ好天に誘われて、二週連続となった山行は候補選びに四苦八苦。
行きたい山は沢山浮かんでくるものの、やっぱりトップシーズンに行きたい山ばかり。

そんな中、最終的に選んだ爺ヶ岳は思いのほか良い山でした。

朝5時過ぎ、爺ヶ岳登山口を出発、柏原新道をまずは稜線に建つ種池山荘を目指して登ります。
(写真は帰りのもの)
 

登山道は整備され非常に歩きやすいです。
ただこの日は気温が高く、樹林帯の中は風が抜けないと汗ばむ陽気でした。

稜線までの登山道は所々開けた場所があるため、気分よく登って行く事ができました。 

石畳という場所に到着です。
この場所は、登山口から稜線までのちょうど中間地点との事。
まだ先は長いものの、いいアクセントになって楽しい。 

稜線に出るまでに雪渓を2つ横断します。
ここは「ガラ場」を過ぎた2つ目の雪渓です。
昨年より大分雪が少ない様子で難なく通行できましたが、落石には十分注意が必要です。

登って来たこの柏原新道には、その場にあった標識が多くかかっています。
中には疲れた体にありがたい物もあったのですが、稜線直下のこの標識は、ご想像通りのものでした。

鉄砲坂を抜けると、種池山荘に到着します。
ここから山頂までは1時間、エネルギーを補給し、少々休憩を取りました。
トイレは小屋裏にあり(寄付金100円でした)

爺ヶ岳は南峰、中峰、北峰の3つのピークがあります。
まず目指すのは南峰です。

南峰到着。
奥に見えるのは鹿島槍ヶ岳。このまま、ぐるっとあそこまで行けます。
早々に、次の中峰目指しました。

今年7月初旬になるだろうか、コマクサが咲く頃に是非とも登ってみたい蓮華岳。

中峰に向かう途中、南峰を振り返ります。

爺ヶ岳中峰到着。
ここで昼食をとし、北峰は思ったより遠いので今日の最終地点としました。

手前、登ってきた南峰の左手には、山容がなだらかな蓮華岳と、針ノ木、スバリ岳が。

その右手には、立山と剣岳が圧巻でした。

そしてこちらは北峰の先の鹿島槍ヶ岳。
テントを担いでいれば、このまま歩いて行ってしまいたくなる景色に、しばし見とれてしまいました。

ヤマレコにアップしました。

Youtubeに動画アップしました。